中信から近場の観光名所紀行・岐阜県岐阜市編

中信近郊の観光名所をご案内する観光名所紀行、今回は岐阜県岐阜市です。

岐阜県といえば飛騨高山、こちらは中信地域からすると隣接する地域ですがそちらよりだいぶ愛知県よりの位置にあり、県庁所在地である岐阜市については隣県でありながら少々遠隔地という印象があります。

しかし、こちらは大河ドラマなどでも話題になった明智光秀にゆかりのある地域であるなど、とても見所の多い街になっています。

さっそく、松本駅から岐阜市へと向かっていきましょう。

松本駅からJR中央本線に乗って名古屋駅を経由、東海道本線に乗り換えてJR岐阜駅で下車します。

駅から路線バスに20分ほど揺られ、最初の目的地が伊奈波神社です。

五十瓊敷入彦命を祭神とするこちらの神社、参道が長い坂道になっており、その先には山を背にした立派な社殿を構えています。

隣接地には長野県民には親近感が湧いていくる名称の善光寺安乗院もありますので、そちらも参拝することができます。

岐阜の山容を背にした神社で山林の空気を吸った後は、歩いて12分ほど移動し、正法寺に参拝してみましょう。

こちらには日本三大大仏の一つといわれる岐阜大仏が鎮座する寺院です。

その大きさは実際に見て体感していただければと思いますが、大変迫力のある大仏です。

拝観は有料ですが非常に安価なのでぜひ現地でご覧いただくことをお勧めします。

さらに足を進めて、岐阜公園に向かってみましょう。

公園内にお茶屋さんがあるなど雰囲気も良い憩いの場となっていますがこの公園の最大の特色は岐阜城のそびえる金華山への登山道およびロープウェイの乗り口がある点です。

体力に自信のある方は登山道を行くのもよいですが、なかなか本格的な山道となっていますので登山経験のない方はお気をつけてください。

ここはロープウェイに乗って頂上へと向かうと、再建された岐阜城に到着です。

入場料を払って階段を上って行くと、城の最上階は展望台になっており、岐阜市の眺望を360度楽しむことができます。長良川の両岸に広がる町の景色を見ていると、安土桃山時代からいまに至るまで続く人の世の営みを想い、様々な感情が湧いてきます。

岐阜城天守閣の絶景を満喫したところで今回の旅は終幕となります。

金華山では可愛いタイワンリスと触れ合うことのできる「リス村」などもあり様々なレジャーを楽しむことができます。

可愛い動物や遥かな歴史の遺構を楽しむ旅行をしに、ぜひ一度岐阜市に足を運んで見てください。